
7月19日(土)『ワイルド・アット・ハート2025』新木場1stRING大会
日程 | 2025年07月19日(土) |
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会場 | 東京・新木場1stRING |
7月19日(土)「ワイルド・アット・ハート2025」試合結果
(日時)2025年7月19日(土)
(会場)東京・新木場1stRING
(観衆)172人
■公開エキシビションマッチ
大家健(5分間)元島仙多郎
①春日萌花&○まなせゆうな(9分16秒:体固め)真琴&Chika●
※ラリアット
②前口太尊(8分33秒:片エビ固め)川上翔大●
※あご失礼いたします
③○YuuRi(10分15秒:片エビ固め)紫雷美央●
スワントーンボム
④○勝村周一朗&和田拓也(11分40秒:片エビ固め)石井慧介●&レザーフェイス
※KKB
⑤○望月成晃&大家健(14分00秒:片エビ固め)今成夢人&冨永真一郎●
※ツイスター
⑥スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権試合
<王者>○渡瀬瑞基&入江茂弘(19分03秒:片エビ固め)杉浦透&中村宗達●<挑戦者>
※ヴェネチアン
★第3代王者が5回目の防衛。
■集会にて、ガンプロvsFREEDOMSの全面対決が緊急決定!!
公開エキシビション
LOSE |
WIN |
試合開始、ロックアップ、腕の取り合い、ヘッドロックと基本技の応酬が続く。
残り一分で互いに吠えながらエルボーの打ち合い、元島が大家をボディスラムで投げてカウント1、大家がボディスラムから逆エビ固めに元島を捉えたところでゴング。
四方に礼をして元島、リングを去っていった。
第1試合
LOSE |
序盤は真琴とChikaが連携でまなせを攻め立てるも、負けじとまなせ&春日もコンビネーションで対抗。Chikaに照準を絞ってペースを掴み、春日と真琴の熱のこもったエルボー合戦。まなせとChika、迫力の肉弾戦からChikaがまなせを柔道仕込みの払い腰で投げ捨て、真琴のアシストを受けてブレーンバスターで投げきってカウント2。重量級の迫力を見せていく。しかし再びの乱戦からフットスタンプで春日が真琴を排除したところでまなせがChikaにバックドロップ、ラリアットと畳み掛けてカウント3を奪い、重量級レスラーとしての貫禄の違いを見せつけ、王座挑戦前に幸先良い勝利を挙げた。
第2試合
WIN |
LOSE |
逆エビ固めをなんとかエスケープしたところでようやく川上の逆襲、カウンターのタックル、コーナーエルボー、背面ドロップキックからのジャンピングニーと一気に畳み掛ける。スワンダイブのショルダータックルがカウント2に終わると太尊もサッカーボールキックからダイビングボディプレスへ。しかし川上これをかわして丸め込み合戦、互いにカウント2で返したところで前口必殺の飛びヒザ蹴り“あご失礼いたします”が炸裂しカウント3。川上の抵抗を断ち切った。
試合後倒れたままの川上は握手を拒否。かすかな意地を見せた。
第3試合
WIN |
LOSE |
その後も画面かきむしり、ロープを利しての蹴りなどラフを織り交ぜた攻めで紫雷が有利に試合を進めていきコーナーへのビッグブーツ、女郎蜘蛛と攻め立てるもYuuRIも619,ミサイルキックと反撃、意地を見せる。
エルボー合戦では互いのド付き合いがエスカレート、何度も繰り返すうちに笑みを浮かべながらの殴り合いに。互角ながらも変形コブラツイストで切り返した紫雷だがすかさずYuuRIが胴締めスリーパー。なんとか逃れた紫雷だがロープに振ったところを再び飛びつきスリーパー。執念のスリーパー地獄に悶絶するも紫雷なんとかロープに。紫雷も雪崩式ブレーンバスターからのエグ蹴り、変形パワーボムと畳み掛けるもカウント2。しかしここで逆襲のYuuRI、ハイキックから抑え込み連発、垂直落下式ブレーンバスター、トラースキックと繋げ、寝ている紫雷にエルボーを連打してからコーナーへ。すがりつく紫雷の頭を非情に蹴り飛ばしてスワントーンボム炸裂、すかさず全力で抑え込み、意地のカウント3を奪った。
試合後健闘を称え合った後ダブルピースで喜ぶYuuRI、座礼からグータッチで紫雷と健闘を称え合った。
第4試合
WIN |
LOSE |
和田と石井のスピーディーな攻防が続くが和田が勝村にタッチすると石井がレザーにタッチ。意を決して立ち向かう勝村だが190cmほどあるレザーの強烈なミドルキックに圧倒される。ショルダークローに悶絶し、石井の野球チョップに苦しむ勝村、なんとか和田にタッチ。
和田vsレザーの異色の対決も和田がミサイルキック、ノーザンライト・スープレックスからのアームロックと攻め立てる、しかし抱えあげて叩きつけ、謎アクションからのギロチンドロップで反撃のレザー。テクニックvsパワーの攻防が白熱する。
その後は再び和田vs石井、勝村vs石井と互角の攻防が繰り広げられるが誤爆きっかけで石井とレザーが揉め、入り乱れたカオス状態からなぜか石井vsレザー状態に。すかさずチェーンソーを取り出したレザーが控室に帰ってしまい観客も勝村、和田も呆然とする中、気を取り直した二人の合体攻撃を浴び続けた石井、変形のエメラルド・フロウジョンで叩きつけた勝村にカウント3を奪われる。
和田とともに勝ち名乗りを上げるも会場にチェーンソーの音が鳴り響き、会場を徘徊し始めるレザー・フェイス。慌てて二人とも花道を引き上げていった。
休憩時間
セミファイナル
WIN |
一方冨永、今成は通常のテンションで入場。
やる気を見せる大家、冨永が先発。すぐに望月vs今成になると王者の意地を見せる今成、望月相手に一歩もひかないファイトを見せる。
合体攻撃が成功するたびに喜ぶ大家、ダブルのビッグブーツは転んでしまい、今成に向かっていくもラリアットで薙ぎ倒される。そこから大家は標的にされローンバトルを強いられる。逆エビで絞られ、カットに入った望月を今成が場外に投げ捨てて挑発する場面も。
それでもなんとかタッチを受けた望月、冨永を蹴散らし今成と熱い打撃戦で会場を盛り上げる。今成のスーパーフライ、望月のヒザ、今成のラリアット、パワーボムは望月が返す。タッチを受けた大家がカミカゼから炎のスピアーを狙うも今成が起き上がらず未遂、互いに吠えながらのエルボー合戦は今成がラリアットで制する。
代わった冨永も気合十分、フェースクラッシャー、ドロップキックとたたみかけるも大家がデスバレードライバーで返してなんとかタッチ。大家と代わった望月、キック連打からコーナーに詰め、大家をぶつけて攻撃するも炎のスピアーが誤爆してダウン。
冨永がすかさずムーンサルトを放つもかわした望月、大家の炎のスピアー連打をうけてツイスター一閃、これが鮮やかに決まり冨永を抑え込んでカウント3。大家、望月組が初タッグで勝利を飾った。
試合後、大喜びでマイクを取った大家、これで実績が出来たからこの最強タッグで今日のメインで勝った方へタッグタイトルに挑戦しよう、と望月にもちかける。しかし望月は「俺とお前が最強タッグ?」「そんな簡単に挑戦できちゃうもんなの?」と懐疑的。
「ベルトに挑戦する権利は持ったのか?」と聞く望月に「実績十分です!」と大家が太鼓判を押すと、望月はまさかの「それなら俺はタッグではなく、シングルいっちゃっていい?」とスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者の今成夢人に挑戦表明。慌てて走り回る大家を尻目に戻ってきた今成が快諾。感動の三島社長が「DRAGONGATE様と交渉します」と宣言、後に8月26日後楽園大会での挑戦が決定した。
メインイベント・スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ選手権
WIN |
LOSE |
王者組入場し、コールを受けると早速杉浦の車を攻撃して精神的ダメージを狙う。しかし中村、車の屋根からプランチャで迎撃、なしくずしに試合が始まっていく。
リングに戻ると王者組が連携で中村を追い詰め、中村も全力で抵抗するが渡瀬、入江の巧みな連携の前にローンバトルを強いられてしまう。
渡瀬の逆エビ固めで苦しみ、なんとかロープに逃げるもタッチした入江にブレーンバスター、エルボーと畳み込まれる中村だがカウンターのドロップキックでなんとかタッチ、ようやく杉浦がリングイン。
入江と渡瀬に捕まるもコーナーからのボディアタックで場外に追いやると「俺が来たぞ〜!」と入江を挑発、杉浦のトペ・コンヒーロと同時に中村もラ・ケブラーダで入江、渡瀬を薙ぎ倒す。リングに戻ると入江のブラックホールスラム、タッチした渡瀬のフットスタンプを食らう苦しい展開に。しかし4人が入り乱れる展開になるとたてつづけの空中戦から4人ともダウン。起き上がった渡瀬と杉浦のエルボー合戦に。
ゴツ…ゴツ…と鈍い音のする互いの強烈なエルボーを噛み締めながら叩き込む二人、徐々にテンポアップ、テンション上がってのエルボー合戦は永遠に続くかと思われたが杉浦の延髄斬り、渡瀬のジャーマン、杉浦のエルボーで両者ダウン。
観客の手拍子の中、なんとかタッチしようとする二人だが一足先にタッチした中村が渡瀬を踏み台にしてドロップキックを放ち入江を排除。孤立した渡瀬をコーナーへのビッグブーツ、ダイビングボディアタック、フロントネックチャンスリー連発で追い詰めるが渡瀬も垂直落下式ブレーンバスターで反撃。カウント2からフロントネックロックに捉えて締め上げる。
左腕を捉え、アームロックに切り替えて絞り上げる渡瀬、前回大会でタオルを投げられた苦い記憶もある中、耐え抜いてなんとかロープに逃れた中村、杉浦のアシストを得てのジャーマン、みちのくドライバーⅡ、再び杉浦のエルボーからのジャーマン・スープレックスホールドはカウント2。杉浦、中村組のコンビネーションが渡瀬を追い詰める。
しかし再びジャーマンを狙ったところをなんと入江がコーナーから中村の背中へのダイブで阻止、合体攻撃から渡瀬の垂直落下式ブレーンバスター、バックドロップは一度切り返すものの連発で喰らいカウント2、フラっと立ち上がるところを強烈なエルボーもカウント2で返す中村、意地の粘りを見せていくもついにヴェネチアンを喰らってカウント3。無念のゴングを聞いた。
勝ち名乗りを挙げた渡瀬と入江、食い下がろうとする中村を立ち上がらせて改めて座礼で応える渡瀬、中村も座礼のあと二人で話し、中村一発渡瀬をビンタ。杉浦とともにリングを去っていく。会場は「ムネ」コールで包まれた。
マイクを持った渡瀬
「あいつは誰だ、言ってみろ。ガンプロの自慢の若手だよ。
10年経ってやっと俺はここまで来れたかもしれないけど、あいつはもう2年半で、俺なんかとっくに超えてるよ。あいつはガンプロの宝だよ。」
「でも、そこに甘えちゃいけない。ずっと壁であり続けないとあいつの成長止まるし、俺達ももっと上にいけないんだよ、ガンプロ、こんな…狭いところで満足していいのかよ。
ホール満パンにしてえんだよ。」
「今日闘った、杉浦透のところの葛西純。挑戦じゃねえよ、デスマッチで、俺が倒すんだ。そしたらもっと、ガンプロもっと爆発すんだろ。おおっ!見とけ。」
マイクを置いた渡瀬。入江と二人で静かにリングを去っていった。
集会
あたふたする大家に「そもそも今日負けたの中村宗達だし、昨日今日デスマッチに挑戦する奴がカリスマ葛西純が負けるわけない。そもそもお前望月さんにフられてるじゃねえか」とやりこめられる。
そこに業を煮やした勝村が乱入、「ガンプロはこんなもんじゃねえ!あとこいつ(大家)は代表じゃねぇ!」と一喝。
「フリーダムズもまだ杉浦しか参戦してない、今度の後楽園ホールに葛西純出るし、マンモス佐々木だってビオレント・ジャックもだって、お前(大家)の嫌いなGENTAROもいるぞ!」と佐々木貴もやり返す。
「こっちだって石井慧介、川上翔大…レザーフェイスもいるぞ!いや負けねえんだよ俺達は!やってやるぞフリーダムズと!」と一気に対抗戦ムードに。8月11日高島平にフリーダムズが乗り込むことが決定。その後のFREEDOMS 8月17日横浜武道館にガンプロ勢乗り込んで来い!と佐々木貴。
「ガンプロ俺、嫌いじゃないよ。むしろ好きだよ。この熱気大好きだよ。うちとガンプロ、バチバチやりあってインディから盛り上げようぜ!」と佐々木が宣言すると
「うちには選手だけじゃない、最高のファンがついてるからな!」
「8月11日、8月17日、8月26日、ガンプロvsFREEDOMSやるから!絶対みんな勝てるように応援してくれ!」と勝村も煽る
佐々木が物販スペースに戻ると急に「FREEDOMSふざけんなよ!」と吠え始めた大家、
勝村から「締めろ」と強要されると
「今はこんな感じかもしれません、でも!絶対にリングに立ったら俺は逃げない!だからお前ら!ガンバレ☆プロレス8月11日、FREEDOMS 8月17日、そしてガンバレ☆プロレス8月26日、応援にきてください!」と絶叫、「ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!」で集会を締めくくった。
text by 男マン