エナジャイズに迫る! 守屋博昭インタビュー 2024.10.31
今回はガンプロインタビュー特別編として、私、勝村周一朗が守屋さんの素性を探るべく電話で直撃インタビューを敢行しました!
●守屋さんこんにちは☆
勝村「守屋さん、お疲れ様です!」
守屋「おー、勝村くん、こないだのビッグベアー興行ではどうも。」
勝村「はい、ありがとうございました。あの日も大活躍でしたね。」
守屋「まあねー。ほいで今日はどうしたんですか?」
勝村「今ガンプロのホームページでインタビューシリーズが始まってまして、僕はそこに守屋さんも出て欲しいと思いまして、特別編で僕が守屋さんに話を聞こうと思いまして。」
守屋「おー、なるほど。それじゃあお願いします。」
勝村「守屋さんはガンプロ初登場、じゃないですよね?」
守屋「そうなんよ、あれはガンプロっていうか、ガンニタ興行?」
勝村「あー、伝説のガンバレ☆大仁田大家☆プロレスリング旗揚げ戦!」
守屋「そうそう、あれですわ。あれ旗揚げ戦言うてどうなったんやろなー、、、ってこんなこと書けないですよね。」
勝村「いやー、僕からはなんとも…。(それ以上は言わないでください。。。)」
守屋「まあ、あれで大仁田さん大家さんと組ませてもらってね。」
勝村「おー、凄い試合だったことだけは覚えてます。で、そのあと大家さんとシングルもやってるんですよね?」
守屋「そうそう、あれはFU★CKプロレスリングでね。あのときはドローだったんでね、いつか続きはやらなきゃとは思ってたんですわ。」
勝村「おー。守屋さんと大家代表はなんか似たものがありますよね。」
守屋「そうだね、なんか共鳴できるとこはありますよね。」
●守屋さんは西の名門・栗栖ジム出身
勝村「もともとは守屋さんのスタートは栗栖ジムだったんですよね?」
守屋「そうそう。でもその前にアマチュアプロレスをやってたんですわ。中学生の頃。」
勝村「えー!?中学生で?」
守屋「まあサークルみたいなもんで。中学校の体育館とかでね。」
勝村「へー、それは凄い。」
守屋「それで、ちゃんとやろうと思って栗栖ジムに入ったんですよね。」
勝村「ほー。当時は名門ですよね。」
守屋「そうですねー、東京の浜口ジムか大阪の栗栖ジムが二大政党でしたねー。」
勝村「(二大政党!)」
守屋「同期にはCMLLのOKUMURAくんとかね。田村忍とかわかります?泉州力とか。そのあとからフリーダムズの吹本賢児、CIMA、SUSHI、中西百重とか。」
勝村「凄いメンバーですね!」
守屋「先輩には金本浩二さんもいますよ。あとは伊藤崇文さんとか日高さんとか。」
勝村「えー、すごい。伊藤さんは今一緒に働いてるんですよ。」
守屋「おー、それじゃあ是非当時のこと聞いてみてください。」
勝村「凄いですねー。栗栖さんといえば僕が見てた頃は新日本プロレスに出てイス大王なんて呼ばれてましたね。」
守屋「あー、キムドクさんとかとね、ピラニア軍団みたいな。」
勝村「はいはい!懐かしい。」
守屋「それで、栗栖さんが教えてるだけじゃ金にならないからって栗栖ジム主催で興行をやるようになって、僕は栗栖さん相手にプロデビューしたんですよ。」
勝村「栗栖さん相手にデビュー戦って凄いですね。」
守屋「いやー、そうなんですけど、プレデビュー戦ってのもあってそれはミスターヒトさんでして、そっちの方が緊張しましたわー。ずっと教えてもらってたんで。」
勝村「ミスターヒト!安達さんですね!夢みたいなメンバーですね。」
守屋「でも、今言った人たちのことなんて道頓堀プロレスの若い選手ほとんど知らないですからね。」
勝村「そうなんですよねー。今度一緒にタッグ組む川上ってうちの若いのもチンプンカンプンだと思いますよ。なんせ、あややを知らないくらいなんで。」
守屋「あやや知らないなんてことあるんですねー。」
勝村「そうなんです。今度説教してください!」
守屋「はい。」
●守屋さんのジャパンプロレス2000から出たあの選手とは…!
勝村「それでその後ジャパンプロレス2000を立ち上げるんですね。」
守屋「そうですね。当時仲良かったメンバーなんかでね。そこからは新しいのが入ったり離脱したりいろいろですわ。」
勝村「長くやってればそうですよね。」
守屋「青木いつきなんかもね、最初は受け身もなんもできないところから教えたんですよ。」
勝村「青木さんもそうなんですね。」
守屋「あとおもしろいところでは新日本プロレスのマスターワトですね。」
勝村「えー、ワト選手も!」
守屋「練習生でしたけどね。新日本プロレス2回落ちて、トレーニングとか教えてね。3回目でダメだったらジャパンプロレスでデビューさせようと思ってたら、しっかり受かりましてね。」
勝村「そうだったんですねー。それで現在はエナジャイズ!プロレスをやってるんですね。」
守屋「まあ僕と、岩ちゃん(棚ボタ弘至)、エナジャイザーなんかでね、年に3回くらいですけど、いろんなゲストを呼んでね。こないだはガンマさんとか、新日本プロレスの小島選手も出てくれたことあるんですよ。」
勝村「おー、すごいですねー。」
守屋「夢は追い続けると叶うんだなって感じです。それである程度エナジャイズ!プロレスも軌道に乗ったので、前から誘われていた道頓堀プロレスとW所属っていう形でやっています。」
●守屋さんの代名詞「エナジャイズ!」とは
勝村「話は変わるんですけどエナジャイズってどういう意味なんですか?」
守屋「エナジャイズね、意味は活動的とかそういう感じですね。エナジーから来てる感じで。」
勝村「守屋さんが作った言葉なんですか!?」
守屋「いやいや、もともと僕の使ってた入場曲が「Energyse」っていうマイケル・フォーチュナティっていう人のを使ってまして。」
勝村「あー、なるほど。そこからきてるんですね。今も入場曲はそれを使ってるんですか?」
守屋「いや、今はね、著作権のことがいろいろあるんでね、オリジナルにしたんですよ。」
勝村「なるほど、そのタイトルは?」
守屋「エナジャ…、エナジャイ、アーなんとかっていうね。」
勝村「え…?自分のオリジナルの入場曲のタイトルがわからないんですか?(そろそろ守屋さんおかしいぞ。。。)」
守屋「なんか、英語なんでね。そのー、僕が作ってるわけじゃないからわからなくて。あの、作ってくれた人がすごい人で、B'zのアルバアムのなんちゃらにも参加してて。」
勝村「ほうほう。(ますます怪しくなってきた。)じゃあ、大阪大会は僕ら三人の入場は守屋さんの曲にしましょう!」
守屋「え、そんな、いいんですか!悪いですね!」
勝村「(ノリノリですね)」
※調べてみたら正式名は『Energizar Proyecto〜Tema de Hiroaki Moriya〜』でした
●11.3大阪決戦について
勝村「さあ、いよいよ11月3日の試合の話に移りましょう!僕と若手の川上と組んで、相手が大家、今成、岡田剛史になります。大家、今成と言えばガンプロの看板選手ですが。」
守屋「そうだね、大家さんとは組んだり戦ったこともあるんだけど、同じ匂いがするんですわ。熱き魂の部分が一番共通してるんじゃないかな。」
勝村「そうですね。それは先ほどから感じています。熱い気持ちでみんなを引っ張るんだけど、どこか頼りない部分があって離れられない。でも肝心なときはビシッと決めるとこですよね。」
守屋「うん、気持ちのこもったぶつかり合いをして、二人で大きなビッグファイヤーをおこしたいよね。」
勝村「(大きなビッグファイヤー??)」
守屋「今成選手はね、やったことはないんだけど前から興味があってね。」
勝村「おお!どういうところに?」
守屋「うちにいた佐々木幹矢ってのがいるんだけど、テンガロンハット被った変なヤツが。そいつとどっかで組んでファンクスやってたんだよ。おもしろいなーって思って。それでコミカルもできるけど熱い部分もあるでしょ?」
勝村「はい。体も厚いし気持ちも熱いです。」
守屋「それでラリアットが得意なんですよね?俺もラリアッターだからさ、ラリアット合戦やりたいねー。」
勝村「おお、いいですね!」
守屋「それで、大家さんとはチョップ合戦やったら盛り上がるって岩崎くんも言ってたんですよ。」
勝村「おー、それはいいですね!岩崎とも仲がいいんですね?」
守屋「そうそう、モリイワタッグだから!もともとレッスルワン出てたときにカズ・ハヤシさんとモリカズタッグっていうのをやっててさ、岩崎くんとはモリイワタッグでって許可ももらって。モリイワタッグもガンプロでやりたいですね!」
※モリカズタッグ、モリイワタッグについては各自検索を
●今後の目標を語る守屋さんに注目!
勝村「盛り上がってきたところなんですが、時間もあれなんで、そろそろ、えー、今回のガンプロに限らず今後の目標なんかありますか?」
守屋「えーーーーー、そうですね、、、あ、これはいつも言ってるんですけど、プロレスを通じて社会貢献をしていきたいとは常々思っています。プロレスで世間の人を元気にするのはもちろん、そこで出たお金で募金をしたり、そういう活動はこれからも続けていきたいですね。」
勝村「おー、いいですね。」
守屋「あとはー、んー、んー、目標ってみんなはどういうこと言うんですか?」
勝村「え、それ僕に聞きます?(笑) そうですね、守屋さんとかだったら、僕なんかより年上なのにすごい頑張ってるのに同世代に希望を与えたい、とかですかねー。」
守屋「お!それいいですね!それでいきます!」
勝村「(え…!)」
守屋「くたびれたおじさんが僕の試合を見て頑張ろうって思える姿をリング上で見せたいですね!」
勝村「おお、今思いついた割にはハッキリ言いきりましたね。。。え、でも、守屋さんいくつでしたっけ?」
守屋「55です。」
勝村「えー!55には見えないですね!若々しい!」
守屋「いや、整形とかはしてないですよ。」
勝村「いや、そこまでは言ってないですけど。でも肌ツヤもいいし、何よりリング上での動きがベテランぽくないというか元気ですよね。」
守屋「もう来年で30周年なんですけどね。まあ正面から受けるのが僕のスタイルですからね。何歳になってもぶつかり合っていきたいですよ。」
勝村「いやー、驚きました。」
守屋「いや、でも大阪の同世代の選手はみんな見た目も若いですよ。空牙さんとか菅沼さんとかも。」
勝村「いや、空牙さんはわかるけど、菅沼さんは年相応でしょ!」
守屋「あ、菅沼さんはそうですね。ハハハハハ」
勝村「守屋さんて本当に面白いですね!大阪大会が楽しみになりました!」
守屋「はい!力を合わせて頑張りましょう!エナジャイズ!」
という感じで、ツッコミどころ満載の楽しい対談をさせてもらいました。
本当にしっかりしているようでコミカルなところがあるというか、天然ボケがかわいらしい人でした。11月3日176BOXにて独立後初のガンプロ大阪大会で守屋さんと一緒に戦えるのを楽しみにしています!
(勝村周一朗)