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【記者会見】ガンバレ☆プロレスが3月いっぱいで独立!「やるからにはDDTを必ず超えます。それが高木三四郎に対しての恩返し」(大家)


ニュース「【記者会見】ガンバレ☆プロレスが3月いっぱいで独立!「やるからにはDDTを必ず超えます。それが高木三四郎に対しての恩返し」(大家)」
31日、東京・神田明神文化交流館4階「令和の間」にてガンバレ☆プロレスが記者会見をおこない、3月いっぱいでの株式会社CyberFightからの独立を発表した。

<発表事項>
★独立概要
https://www.ddtpro.com/news/22193

★翔太、長谷川美子、リアラが3月いっぱいで退団
https://www.ddtpro.com/news/22194

会見には高木三四郎社長、大家健代表、選手を代表してスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別&スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王者の勝村周一朗、さらに2月1日付けで飯伏プロレス研究所との2団体所属となる今成夢人が出席し、三島通義相談役の司会のもと、コメントを出した。


高木 昨年10周年を迎えたガンバレ☆プロレスの今後の活動について大家健代表と話していく中で、より良い活動をしていく最善の道は離れて活動していくことではないかという「独立」という選択肢がでてきました。10年間一緒にやってきた中で苦汁の決断ではありましたが、大家健代表の意思を尊重して快く送り出してあげたいと思います。11年目を迎えるガンバレ☆プロレスの新たなスタートになります。皆さん宜しくお願い致します。


大家 私個人としましては20年プロレスをやっているんですけど、高木さんのもとでしかプロレスをやったことがないんですね。だから高木さんにデビューさせてもらって、高木さんにいろんな会場で試合させてもらって、高木さんにブレイクさせてもらって…このまま高木さんのもとでプロレス人生をまっとうしたいという思いも確かにありましたけど、この10年間でガンバレ☆プロレスにたくさんの仲間ができました。独立することがガンバレ☆プロレスをもっともっともっと大きく、いろんな人に届けられるのではないかと独立を決断しました。やるからにはDDTを必ず超えます。それが高木三四郎に対しての恩返しだと思ってます。そしてやはり俺はプロレスラーがスーパースターだと思ってるんです。ほかのプロ・スポーツ、選手以上にプロレスラーが有名になれるようにガンバレ☆プロレスでプロレスをメジャースポーツにする、それは10年前から変わらないし、独立しても言い続けます。皆さん、どうかよろしくお願いします。


勝村 今回独立ということでいろいろ動き始めていますが、私自身、CyberFightの中のガンバレ☆プロレスという位置づけでやってきて、本当にCyberFightでやれることが嬉しくて感謝をしています。毎月試合がおこなわれていたり、大きい会場、それこそさいたまスーパーアリーナで試合させてもらったこともそうですし、大きい箱だけでなく普段の事務作業や営業活動、広報活動などすべて会社にお任せしてやっていたのが、これから独立にあたって自分たちでやらなきゃいけないことがたくさんあります。そういう面でこれから独立といって手放しで喜べることばかりでなく、不安のほうが大きいのですが、選手一丸となって不安を取り除き、その苦労も楽しんでみんなで明るいガンバレ☆プロレスを作っていけたらいいなと思って、今後は年長者であり、チャンピオンでもある自分が選手を引っ張っていかなきゃなと思っております。今後ともガンバレ☆プロレスをよろしくお願い致します。


今成 このたびガンバレ☆プロレスと飯伏プロレス研究所との2団体所属として今後は活動していきます。ガンバレ☆プロレス独立という話が比較的最近あった中で、僕もCyberFightの社員だったので、CyberFight体制だからできたこと、できることというのが痛いほどわかっていたので、独立していちガンバレ☆プロレスの選手としてやれるのか不安がよぎり、一度保留にさせてもらい、飯伏(幸太)さんに相談させてもらった時に「ぜひ研究所に」というお話をいただきました。その際、ガンバレ☆プロレスへの思いもずーっと巡ってしまいまして…(涙ぐむ)、やっぱり何人かの選手に「いて欲しい」と言われましたし、やっぱ大家が不安なんでね。俺がいなきゃ…大家健には実務能力とかあんまりないですから。俺が支えてあげないとと思う気持ちもありますが、何よりやっぱりガンバレ☆プロレスが好きです。僕の人生の大事なものがガンバレ☆プロレスには詰まってて、仲間たち、そしてやっぱりファンの人です。ガンプロは小さな団体だから、ほかの大きな団体に負けることもありましたけど、でも「今成がリングでやっているのを見て、私こういうのをやってみました」とか、「こういう勇気をもらました」とか、ファンの人はたくさん言ってくれる。ガンプロでプロレスをやっててよかったなと。そして大家健が独立する、親離れする、その背中を押してあげる、支えてあげる土台に今の自分ならなれると俺は思って、この好きなガンバレ☆プロレスを、独立したガンバレ☆プロレスを続けるためにガンプロのメンバーとして引き続き頑張りたいと思いました。飯伏プロレス研究所としてもこれからプロレスを探求していく研究員になり、飯伏幸太にも感謝があって、「俺の屍まで撮ってくれ」と言われているので。彼のプロレス活動、研究活動を映像に収めて世に伝える義務があると思っているので、「ガンプロと飯伏プロレス研究所のどっちも背負わせてください」と、大家さんにも飯伏さんにも伝えて快諾していただきました。これから身を引き締めて頑張っていきます。応援よろしくお願い致します。


――3選手の退団については?
大家 言い方は変かもしれないけど、なぜガンバレ☆プロレスをやっているのかと言われたら、なりたい自分になりたいみたいな。自分がああなりたい、こうなりたいと思った時に、そういう人たちがガンバレ☆プロレスに入ってくると思うんですね。ガンバレ☆プロレスで頑張りたい人ももちろんいるけど、ガンバレ☆プロレスじゃなくて別のところでやりたいのであれば、なりたい自分になることが人生で一番大切だと思うので、やめるというよりかは卒業という感じなのかなと。またタイミングがあえばガンプロで試合をしていただくこともあるだろうし。やっぱ自分の人生ですから、やりたいように生きたらいいんじゃなかなと思います。なのでその選択肢もありかなと思いつつ、残ってくれた人も大切にしたいし。うーん、考えがまとまらないですけど、みんな前向きに生きていこうぜということだけです。

――独立後の後楽園や大田区への挑戦は?
大家 独立後も大きな会場には挑戦したいですけど、これまではCyberFightの力をお借りしていた部分はあったので、一歩一歩挑戦できるよう、これから頑張っていきたいと思っています。

――後楽園ホールでおこなう場合は会社登記していないと会場を借りれない制約があるが、会社登記をおこなう予定はあるのか。その場合、代表取締役は?
大家 決まってます。三島さんに。
三島 会場を借りることを含め、これまで株式会社CyberFightでおこなっていただいた様々な案件をやっていくにあたって、大家代表と話して会社を立ち上げる準備に入ったところでございます。先々のことは申し上げられませんが、3月初旬には登記を終えて体制を整えたいと思います。一応、代表として私が事務作業全般を請け負うということで(代表取締役に)就かせていただく方向になっております。今後、調整の上で大家代表にも取締役という形で入っていただいて、選手とのコミュニケーションを図っていければと思っております。こちらは詳細が固まり次第、皆様方にはご案内できればと思っております。


――独立後の関係は現在のDDTとBASARAと同じと考えてよい?
高木 そのへんはまったく同じです。要望があれば今後も選手の双方の行き来や、会場のシェアとかもあると思います。まったく変わらないと思います。

――WRESTLE UNIVERSEでの配信やレフェリーの派遣は?
高木 そのあたりは基本的には継続したいなとは思っていますが、この先のことはまた発表があると思います。

――ガンバレ☆女子プロレスについては?
大家 まだ確定ではないんですけど、不定期でやっていこうとは思っております。

――2つのベルトはそのまま使えるのか?
大家 そのままやりたいと思っています。


なお、現在、レギュラー参戦している和田拓也、前口太尊、春日萌花、バニー及川も新体制後も最大限協力していくとのこと。